グランデのサッカーへの考え方

 
八ヶ岳グランデフットボールは山梨と長野の県境にある育成型サッカークラブチームです。
個のテクニック、スキルを中心としたサッカー。
相手チームの親にも拍手をいただける。
心に感動を残せるサッカーを目指しています。
 
「子供達がサッカーを通じて、心と身体を磨いていけるクラブ」
「子供が主役であり、夢に向かって努力できる子供になって欲しい」
「大人になってもいつでもボールが蹴れるクラブがあったら良いな」

その想いを胸に、2001年に創設した北杜市・韮崎市初のクラブチームです。
2005年にはNPO特定非営利活動法人として認定され活動を続けております。

私達の取り巻く環境は、国際感覚、価値観の多様化により急激に変化しております。
また、情報技術の進化に伴い、時間軸のサイクルが目まぐるしく早くなってきている事を感じています。

各ご家庭、子供達の生活習慣そのものの変化が加速しております。
そんな時世の中でございますが、次世代を担う子供達に携わっている私達は、サッカー以外の人間育成も課せられているという自負を改めて感じています。

これは、体育だとかスポーツだとかを議論すべき次元ではなく、育成年代の指導者として当然の心得と思っております。

人間育成を考えた時、振り返ると、若き自分は、

小学生の息子と娘がいた時期があり、
中学生の息子と娘がいた時期があり、
高校生の息子と娘がいた時期があり、
大学生の息子と娘がいた時期があり、
今は社会人の息子と娘がいる時期になりました。

その時、その時の親の心情も経験してきました。

小学生、中学生の息子さんがいる親の心情も大切にしてあげながらも、その先の時期にうまく繋がるように、その先の時期で何が必要となってくるのか、30年間監督として、子供達を見続け、その子達が成人になり社会人として活躍しているプロセスのケースを沢山経験してきました。
微力ながらも私の経験や知識をこども達に伝えることで、少しでも大人になったときに良い方向へ導けていたならと思っています。

それと同時に、過去の経験に頼っても時代のスピードにはついて行けません。
自分自身も常に学び続け、そして次世代の若い指導者たちのアィディア、意見を取り入れながら常に新しい情報を現代の子供達に正確に提供することが大切であると考えています。

「八ヶ岳グランデ」という原点に戻りながらも未来を見据え進化していきたいと考えております。

敬具
 
クラブ代表 田畑雅宏